景観まちづくりの取り組み
浦添市は、沖縄県の県都那覇市に隣接して位置し、昭和30年代頃から那覇市からの人口流入の影響でスプロール的に都市化が進行し、それに伴い様々な都市問題が顕在化しました。その中で、景観形成や住環境改善の方策として建築協定締結、地区計画、都市景観賞の制定(S59)、彫刻のある街づくりなどの実践的な施策を展開してきました。昭和63年度に都市景観形成基本計画の策定、平成11年度には広報啓発の為の表彰制度である都市景観賞を一歩進めた市民参加を促しかつ支援する表彰・助成制度の「まちづくりプラン賞」を制定し市民が主体となった景観まちづくりに関する取組を行っています。
景観計画の策定について
浦添市は景観まちづくり今後とも進める為、景観法に基づく景観行政団体としての同意を沖縄県より得て、平成18年10月に景観行政団体となりました。
現在、浦添市景観まちづくり市民会議の意見を踏まえ作成した「景観まちづくり計画(素案)」(景観計画)の意見募集を行っています。左のバーの意見募集の欄をクリックするとご覧になれます。
景観法用語説明
景観法(平成16年法律第110号)
都市等における良好な景観の形成を促進するため、その基本理念及び行政・事業者・住民の責務を定めるとともに、景観計画の策定、景観計画区域や景観地区等における行為制限などの所要の措置を講ずる、我が国初めての景観についての総合的な法律です。
景観行政団体
景観行政を担う主体。政令市、中核市、都道府県は、自動的に景観行政団体となり、その他の市町村は、都道府県知事との協議・同意により景観行政団体になることが可能です。
景観計画
景観法(法第8条)に基づいて、景観行政団体が良好な景観の形成を図るため定める基本的な計画です。 |