平成11年10月9日(土)に市役所9階の講堂で『浦添市まちづくりプラン賞』の第一回公開審査会が行われ、そこでの審査結果に基づき平成11年11月2日表彰授与・助成金交付式が行われました。ここではその模様と受賞団体の応募活動・計画(案)の内容を紹介します。
『表彰授与式・助成金交付式』
平成11年11月2日(火)市長応接室で、公開審査を経て選ばれた5グループに対する表彰式と助成金の交付式がありました。 助成金の交付を受けた浦城自治会員からは、「緑化活動を行うのに予算的にきびしい中、プラン賞のことを知り、みんなで話し合い応募しました。選ばれて、大変うれしいです。」と語っていました。表彰式で池田委員長は「応募(案)は甲乙つけがたいものばかりでした。選ばれたグループは、活動状況を、是非、市民に見せて欲しい。」と話しました。宮城市長は「計画の実現が市民主体のまちづくりの一歩を踏み出すことになり、とても有意義なことです。頑張って下さい。」と受賞者を激励しました。
活動状況へ
牧港川の浄化運動。牧港川は水質汚染が激しく、悪臭もそうとう強いです。昔は川に入って魚取りや、虫などを探したり、川は子どもたちにとって絶好の遊び場でした。 現在、浦添市にそんな川はありません。浦添の子どもたちのためにも、また、市民の安らぎと憩いの場として牧港川を美しい、きれいな川として甦らせようと思います。 その方法として有用微生物を利用して上流から浄化をはかり、流域住民にも牧港川をきれいにすることへ協力を呼びかけます。
トラフは建築家のグループです。浦添市は公園整備や道路整備が進み、街の活性化がはかられています。事業主体である市の計画に市民の声が反映されれば、浦添のまちづくりは尚一層活気づくのではないでしょうか。 それを結びつける方法として、まちづくりフェスタの開催を計画します。展示会やフリーディスカッションを通し、まちづくりへの関心が深まり、市民・行政が一体となったまちづくり体制が生まれることを目指します。